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ユネスコ無形文化遺産にも登録されているウィーン少年合唱団来日70周年

ウィーン少年合唱団が来日中です。初来日は1955年で、今年(2025年)は70周年にあたります。当時、南回りで3日間かけて日本に来たそうです。
ウィーン少年合唱団は、1498年、神聖ローマ帝国皇帝マクシミリアン1世が宮廷礼拝堂に6人の少年聖歌隊を作ったことが始まりとされています。ウィーンのアウガルテン宮殿に全寮制学校があり、合唱団は9歳から14歳までの約100人の少年で構成されています。作曲家名を冠した4グループ(シューベルト組、ブルックナー組、ハイドン組、モーツァルト組)に分かれており、いま来日中のグループは「モーツァルト組」の24人です。大阪・関西万国博覧会でのコンサートを含め全国で25公演を行う予定になっています。

今年はまた、ウィーン少年合唱団のレパートリーに欠かせない作曲家、ヨハン・シュトラウス2世の生誕200年の年でもあります。今年のウィーン少年合唱団のプログラムでも、《美しく青きドナウ》や日本の名曲《ふるさと》などの定番曲のほか、シュトラウス2世記念年にちなんだプログラムが用意されているようです。

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