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2018年のイースターの日曜日は4月1日

2018年のイースターの日曜日は4月1日

復活祭(=イースター、Ostern)と言う時、通常は復活祭の日曜日(Ostersonntag)を思い浮かべます。そして、
キリストの復活を祝う移動祝日のこの日曜日は、「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」なのですが、満月の日なんてどうやって分かるのだろう、と思う日本人は多いはずです。
復活祭を祝うようなキリスト教徒の多い国のカレンダーには、月の満ち欠けの情報がちゃんと描いてあるのでした。
この3月は、31日が満月の日です(下の画像では、○が付いています)。
灰の水曜日(Aschermittwoch)から40日後の聖土曜日(Karsamstag)までの40日間がカトリックの
四旬節(Fastenzeit)です。この時期の過ごし方は、カトリックとプロテスタント、それぞれの地域によって異なります。
Teil des Kalenders, März 2018
3月29日は、聖木曜日(洗足木曜日、Gründonnerstag)、
3月30日は、聖金曜日(受難日、Karfreitag)、
3月31日は、聖土曜日(Karsamstag)、
そして、4月1日が復活祭の日曜日(Ostersonntag)、
4月2日が、復活祭の月曜日(Ostermontag)と続きます。
ヨーロッパでは地域によって休日になるかどうかが異なっていることもありますので要注意です。
2015年版の Langenscheidt Großwörterbuch Deutsch als Fremdsprache (S.824) には、Ostern のコラムがあり、
その中には、

復活祭の日曜日には、多くの人々が教会へ行き、教区によっては『復活祭の焚き火』(Osterfeuer)をするところもある。
朝食には伝統的にイースターエッグを食べる。これは、固ゆで卵で、色とりどりに塗られ、絵が描かれたもの。
『イースターのねじりパン』(Osterzopf)とか、『イースターの子羊(焼き菓子)』(Osterlamm)のような伝統的な焼き菓子もある。

という紹介もあります(和訳は筆者JO)。
イースターには、子供たちがイースターエッグが入っている巣(Osternester)を探す姿がみられるますが、
カラフルな卵だけではなく、ちょっとしたプレゼントも一緒に置かれていることが多いようです。庭にはオスターハーゼ(Osterhase
イースターバニー)も隠れているかもしれません。ドイツ語のキーワード (Ostern, Ostereier, Osterhase, Osterfeuer, Osternester, Osterzopf, Osterlamm)
を使ってネットで画像検索をしてもけっこう楽しめます。

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