2月6日から「モーツァルトチロル」が市場に出現!
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ウィーンに行くと、ついお土産に買ってきてしまうのが「モーツァルト・クーゲル」(Mozartkugeln) というモーツァルトの絵のついたまんまるいチョコレート。
これは、ザルツブルク(Salzburg)の菓子職人パウル・フュルスト(Paul Fürst: 1856-1941)
が1890年に制作したものと言われています。Cafe Konditorei Fürst | Salzburg では、
現在でもオリジナル・レシピで「モーツァルト・クーゲル」を作り続けているそうです。
ダークチョコレートとヌガーにくるまれたピスタチオ入りのマルチパン(Marzipan)は、独特なハーモニーを作り出しています。
といっても、誰もがどこでも「フュルスト」の「モーツァルト・クーゲル」を食べれるわけではありません。
そこで登場するのが、オーストリアだったらミラベル(Mirabell)社の Mozartkugel | Mirabell、
ドイツだと、パウル・レーバー社の製品です(Schokoladen Spezialitäten | Paul Reber)。
日本では、2017年2月6日から「モーツァルトチロル」が市場に出現しました。
★チロルチョコ株式会社★ のホームページで確認できますが、
筆者は本日、某コンビニで「モーツァルト チロル」の購入を果たしました(参考価格42円)。
「業界初!マジパン入りチョコ」、「オーストリアのお菓子モーツァルトクーゲルを再現。」とのキャッチコピーで売りだされていますが、一口食べた時は、
「なーんだ、足元にも及ばないよ!」と思ったのですが、1つ食べ終わるころには、「あっ、これはこれでかなり良いセンいっているかも」と思ってしまいました。
でも、本当は Salzburg のフュルスト (Fürst) に行って本物が食べたいものです。
(ちなみに、日本では、「マジパン」という言い方が普及していますが、ドイツ語では、「マルチパーン」という感じで発音します。)