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「戦後ドイツの映画ポスター」展、東京国立近代美術館フィルムセンターで11/15から

「戦後ドイツの映画ポスター」展、東京国立近代美術館フィルムセンターで11/15から

東京国立近代美術館フィルムセンター では、2016年11月15日(火)から2017年1月29日(日)の期間、
戦後ドイツの映画ポスター(Deutsche Filmplakate der Nachkriegszeit) を開催します。
この展覧会は、東京国立近代美術館フィルムセンターと 京都国立近代美術館 共催で行われ、
「1950年代後半から1990年までに制作された85点(西ドイツ45点+東ドイツ40点)の映画ポスター」を展示します。この戦後の一時期、「鉄のカーテン」で東西に分割されていたドイツの映画は、好対照をなしていました。その部分の説明を上記「戦後ドイツの映画ポスター」のサイトから引用しておきます。

 第二次世界大戦の終結後、政治対立により東西二つに分断されたドイツは、1990年に統一されるまでの間、冷戦の最前線にあって映画界も別々の道 を歩むことになりました。西ドイツでは映画製作が息を吹き返すとともにアメリカや西欧の映画が盛んに輸入され、東ドイツでは国営会社DEFAによって独自 の社会主義的な映画文化が育まれました。
 そうした映画文化の分岐は、映画のポスターにも及びました。西ドイツでは、アート・フィルムを配 給する会社がハンス・ヒルマン、フィッシャー=ノスビッシュ夫妻ら新世代のグラフィック・デザイナーを積極的に起用し、時に大胆なタイポグラフィに訴えた 鮮烈なポスターが制作されました。一方で東ドイツでは、DEFAの采配のもと、エアハルト・グリュットナーやオットー・クンメルトらが、内省的な、しかし 宣伝美術の枠に囚われない自在な表現を生み出します。
出典:戦後ドイツの映画ポスター | 東京国立近代美術館フィルムセンター

ポスターを見ると当時の雰囲気、映画の個性、東西のコントラストなどさまざまなものを感じ取ることができるはずです。
月曜日および12月26日(月)-1月3日(火)は休室、観覧料は、 一般210円(100円)/大学生・シニア70円(40円)/高校生以下及び18歳未満、障害者(付添者は原則1名まで)、MOMATパスポートをお持ちの方、キャンパスメンバーズは無料です(学習院大学生もキャンパスメンバーズです)。

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