ノイシュバンシュタイン城と姫路城が友好協力協定を締結することに(3/26)
—
3月18日の朝日新聞に白鳥の城から白鷺城へ、国境越えたラブコールの行方は| 朝日新聞 DiGITAL
という記事(筆者:玉川透氏)が掲載されました。
実は、この2つのお城の協定は、かなり前から構想されていたようなのですが、2014年11月5日にまずは「プレ協定」(実は、友好協定(Freundschaftsabkommen))が締結されていました。
例えば、Bayerischer Rundfunk の
Freundschaftsabkommen Konnichiwa und Grüß’ Gott auf Schloss Neuschwanstein | Bayerischer Rundfunk の記事に紹介されています。
また、バイエルン州の正式なプレス発表は、
SCHLOSS NEUSCHWANSTEIN UND BURG HIMEJI IN JAPAN WERDEN PARTNER | Pressemitteilung Nr.438/14 (PDF)
にあります。来る3月26日には、「(友好)協力協定」(Kooperationsabkommen) となる予定です。
ノイシュバンシュタイン城と言えば、日本人観光客も多く訪れるおとぎ話の中に出てくるようなお城です。
このお城は、多くの方がご存知のようにバイエルン王、ルートヴィヒ2世(Ludwig II. (1864-86))によって19世紀に建てられたもので、
ディズニーランドのお城のモデルとも言われていますが、世界遺産ではありません。
一方の姫路城は、すでに1993年に世界遺産に登録され、2009年からの「平成の大修理」がこの 3月に終了したばかり。
「白鳥」(Schwan)と「白鷺」(Silverreiher)、実はかなり状況が違うのです。
この背景をいろいろと説明してくれているのが、この朝日新聞の記事です。
なお、この記事の最後の方で世界最大級のアメリカの<旅行くちコミ・サイト>、トリップアドバイザー(tripadvisor)による
死ぬまでに行きたい世界の名城 25| [トリップアドバイザー] が紹介されていますが、
これは日本のサイトのみに掲載されているランキングのようです(そこでは、1位がノイシュバンシュタイン城、2位が姫路城となっています)。