卒論の手引き

卒論の手引き

1 概略

1.1  分量 (2023年11月7日修正)
日本語の場合:A4(40字×30行)で 17枚以上
ドイツ語の場合: A4(半角 80字×30行)で17枚以上
余白:上下左右 30mm ずつ
書体:日本語なら「MS明朝」、ドイツ語なら Times New Roman で、いずれも 10.5ポイント
詳細は、毎年配布される「ドイツ語圏文化学科卒業論文執筆要領」を参照のこと。
最新版の卒論執筆要領は、ドイツ語圏文化学科 ダウンロード用ページ からダウンロードできます。

1.2  テーマ
ドイツ語圏の言語、文学、文化、社会、歴史、思想、芸術などに関連したもの
テーマの選択にあたっては、
─ 何故、自分はその話題に関心をもっているのか
─ その話題について、どんな意見、疑問をもっているか
─ 自分にどのくらい予備知識があるか
─ 資料はどの程度集められるか
について、あらかじめよく考えておくこと

2 文献の調査・利用

2.1 学習院大学所蔵の図書・雑誌(紀要)の利用
学習院大学図書館ホームページのOPAC(検索サービス)を使って検索する。 検索の結果、「所蔵:ドイツ文学科書庫」と表示された場合には、 ドイツ文学科書庫内を自分で探す(書庫にはかばんは持ち込まないこと)。 見つかったら、事務室で貸し出し手続き行う。

2.2  Discovery Service(学術情報をまとめて検索)を利用する
学習院大学図書館から   Discovery Serviceのバナーをクリックして、該当のサービスを選んで下さい。
「学習院ディスカバリーサービス」、「EBSCO社各種データベース」、Publication Finder Interface 等が選べます。

2.3. CiNii(国立情報学研究所)の利用
CiNii Articles – 日本の論文をさがす を利用し、論文検索、著者検索、全文検索をする。

2.4 他大学での図書・雑誌(紀要)の利用
学習院大学に欲しい文献がない場合は、「相互利用協力協定校」に出向いて利用する。

2.5 他大学からの文献の貸し出し・コピー複写の調達
大学図書館2階の「レファレンス係」に相談して、 他大学から文献貸し出し、論文コピーの調達を申し込むことができる(送料、コピー代金は本人負担)。

3 専任教員による指導

3.1 専任教員の研究分野

田丸理沙: 近現代ドイツ文学、フェミニズム文学批評、ジェンダー文化論、ドイツ語圏事情
岡本順治: 現代ドイツ語学(統語・意味・語用論)、認知言語学、ドイツ語圏事情
清野智昭: ドイツ語学、コーパス言語学、応用言語学、ドイツ語圏事情
高田博行: ドイツ語史、歴史語用論、レトリック、広告・政治宣伝、ドイツ語圏事情
Thomas Pekar: 現代ドイツ文学、文学理論、記号論、文化理論、ドイツ語圏事情
伊藤 白: ドイツ文学、ドイツの図書館制度、ドイツの経済政策、ドイツ語圏事情
小林和貴子: 第二次世界大戦後のドイツ文学、放送史、ドイツ語圏事情

3.2 教員との相談(面談)
卒論のテーマがおよそ決まった段階で、 上記の研究分野を参考にしてもっとも領域が近い教員と相談するとよい (あらかじめアポイントメントを取ること)

3.3  指導教員の決定
毎年、4月上旬の「卒論準備レポート」の提出を受けて、指導教員が決定される。

★卒業論文提出までの流れ★

卒業論文提出までの、重要な事務手続き[*1]

前年度7月中旬 第1回卒業論文ガイダンス(3年生の時に受けます)
前年度11月末 第2回卒業論文ガイダンス[三年生の時に受ける相談会] 希望テーマに関する簡単なメモを見せながら、教員と直接に相談 [*2]
提出年度4月初旬 卒業論文準備レポート提出締切日 このレポートに基づいて卒論の執筆可否及び指導教授が決定される
提出年度4月中旬 第3回卒業論文ガイダンス 4月下旬: 履修届提出 [*3]
提出年度6月20日頃 卒業論文題名届の提出
提出年度7月上旬 卒業論文中間発表レジュメ提出
提出年度7月上旬 卒業論文中間発表会
提出年年12月上旬 レジュメ原稿ドイツ語チェック ペーカー先生によるチェックの後、約1週間後に返却
提出年年12月20日頃 卒論提出(訂正済みのレジュメも一緒に提出) 教務と学科に1部ずつ
2019年1月下旬から2月上旬 口述試験

[*1] 事務的な手続きは、早めに行うこと。締切は厳守! 変更があるかもしれないので、掲示に注意のこと。
[*2] この時に、来年4月上旬締切のレポートについての詳細な指示が与えられる。
[*3]卒論を執筆する学生は、「卒業論文」の他に、ペーカー先生の「アカデミックライティング」も履修すること。

提出直前の注意★
(1) 提出時間厳守なので、余裕をもって早めに提出に行きましょう。 (教務や学科の受付窓口が混雑することが予想されます。)
(2) 電子データのバックアップは必ず複数の媒体で保存しておきましょう。 (突然の事故で、データを紛失して泣かないように。)
(3) 提出上の注意をもう一度読み直し、必要な要件を確認しておきましょう

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