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『わが闘争』は2015年末の著作権切れ後に出版されるのか?

『わが闘争』は2015年末の著作権切れ後に出版されるのか?

2014年1月25日(09:01)、時事通信 は、「『わが闘争』、注釈付き容認=全面禁書から一転-ドイツ」
というニュースを配信しました。ヒトラーの著作『わが闘争』(Mein Kampf)の著作権は、
ヒトラーが住民登録していたバイエルン州が所有しているのですが、その著作権が著者の死後70年たつ2015年末に期限切れになります。
時事通信のニュースによれば「ナチス・ドイツ総統ヒトラーの著書「わが闘争」の著作権を持つドイツ南部のバイエルン州政府は24日までに、
著作権が2015年末に切れた後、学術的な注釈を付けた同書の発行を認める方針を示した。」そうです。ドイツでは、バイエルン州政府が著作権を得てから、
同書を禁書としてきました。
フランクフルター・アルゲマイネ新聞(FAZ.NET (Frankfurter Allgemeine))は、1月22日に、
「『わが闘争』の出版 — バイエルンは禁止を撤回」(„Mein Kampf“-Edition Bayern nimmt das Verbot zurück)
という記事を掲載しています。賛否両論があり、激しい議論が続いてきましたが、これで一件落着となるのでしょうか。

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