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Deutschkron の絵本 Papa Weidt(『パパ・ヴァイト』)、8月に発売される

Deutschkron の絵本 Papa Weidt(『パパ・ヴァイト』)、8月に発売される

インゲ・ドイチュクローン(Inge Deutschkron)は、1922年生まれのドイツ人・ユダヤ人女性で、
第二次世界大戦中、オットー・ヴァイト(Otto Weidt)の助けによってベルリンの盲人作業所で働き生き延びた人です。
当時のナチス統治下での経験を描いた『黄色い星を背負って―ナチ支配下を生きたユダヤ人女性の証言』(1991) 岩波書店、で知られていますが、
オットー・ヴァイトとベルリンの作業所、迫害のことをつづった絵本が汐文社から出版されました。
翻訳は学習院大学文学部ドイツ文学科出身の藤村美織さんです。
詳細は、
パパ・ヴァイト ナチスに立ち向かった盲目の人|株式会社汐文社(ちょうぶんしゃ)
をご覧ください。ドイツ語版は、Papa Weidt von Deutschkron, Inge / Ruegenberg, Lukas | Butzon & Bercker GmbH
で出版されています。どちらも、ルーカス・リューゲンベルク(Lukas Ruegenberg)の独特なタッチの絵が絶妙な雰囲気を作り出しています。
なお、ベルリンの盲人作業所は、博物館としてベルリンにあります。詳細は、Museum Blindenwerkstatt Otto Weidt をご覧ください。

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