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マーラーの交響曲第2番自筆譜、競売で約455万ポンド(約6億3700万円)で落札される

マーラーの交響曲第2番自筆譜、競売で約455万ポンド(約6億3700万円)で落札される

グスタフ・マーラー(Gustav Mahler; 1860 – 1911)はオーストリアの著名な作曲家ですが、さる11月29日に
自筆の交響曲第2番(『復活』(Auferstehung) の楽譜がロンドンのサザビーズ(Sotheby’s)で競売にかけられ、
およそ「約455万ポンド(約6億3700万円)で落札された」とのことです
マーラー自筆譜6億円で落札=「復活」交響曲、史上最高値-英競売商 | 時事通信)。
ロンドンの競売商サザビーズによれば「オークションでついた楽譜の値段としては史上最高」とのこと。
この交響曲第2番という作品、アメリカ人の実業家ギルバート・キャプラン氏(Gilbert Kaplan)が所有していたもの。
キャプラン氏は、2015年1月に亡くなったのですが
(Gilbert Kaplan: Der emsigste Mahler-Verehrer ist tot | DiePresse.com)、彼はただマーラーに心酔していただけでなく、
自分でこの交響曲第2番を指揮するために指揮者になって、オーケストラを指揮し、CD まで出した人でした。
落札額もすごいですが、ここまでマーラーに惚れ込んだ人がいたというのも驚きです。ちょっとマーラーの第2番、聞いてみたくなりますね。
YouTube でも聞けます。

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