G. ロージ監督ドキュメンタリー „Fuocoammare“ (火の海)がベルリン国際映画祭で金熊賞授賞
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第66回ベルリン国際映画祭(Berlinale)は、
イタリアのジャンフランコ・ロージ(Gianfranco Rosi)監督によるドキュメンタリー映画 „Fuocoammare“ (火の海)
が金熊賞(Goldener Bär für den Besten Film)授賞をしました。
ベルリン国際映画祭、金熊賞に「火の海」 難民問題描く | 朝日新聞デジタル (2016年2月21日13時33分、ベルリン=伊藤恵里奈) によると、
審査委員長のメリル・ストリープは、「我々の目の前にある問題について、映画が何ができるかを気づかせてくれる秀逸な作品」と評価したそうです。
さて、『ヘイル・シーザー』で始まった第66回ベルリン国際映画祭(2/11 – 2/21) で紹介したドーリス・デリエ(Doris Dörrie)監督作品
『Fukushima, mon Amour(フクシマ、モナムール)』は、ベルリン国際映画祭の受賞作品発表の前に、
独立審査員賞の内のハイナー・カーロフ賞(Heiner-Carow-Preis) と国際アートシアター連盟賞(CICAE ART CINEMA AWARD)
に選ばれました。
ドイツ映画芸術劇場ギルド賞(Preis der Gilde deutscher Filmkunsttheater) には、
Anne Zohra Berrached 監督による
24 Wochen (http://www.berlinale.de/)が選ばれました。
24 Stunden に関しては、DER TAGESSPIEGEL の
“24 Wochen” auf der Berlinale: Ein Film mit größtmöglicher Nähe | Tagesspiegel (14.02.2016, Christiane Peitz)
に紹介記事がありますが、タブーのテーマに挑戦した意欲作です。