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4月19日からアウグスブルク市は、「スモンビー」向けに地面置き信号機設置

4月19日からアウグスブルク市は、「スモンビー」向けに地面置き信号機設置

スマホのニュースアプリから えん乗り 発信のニュース「“歩きスマホ族”のために、信号機を地面に付けてみた―ドイツでの「Smombie」対策とは?」が5月2日に流れてきました。
よく見るとこのニュースが発信されたのは、2016/04/30 06:30。
いろいろと調べてみると、2016年4月19日から、アウグスブルク市で、歩きスマホをしている人たちに対して、地面に「信号機もどき」を設置し始めたというニュースが溢れていました。
まずは、アウグスブルク市のサイトでこのお知らせを扱っているのは、
こちら→ Stadt Augsburg: Bodenampeln: Mehr Sicherheit für Handynutzer?
ネタとしてはかなり面白いので、新聞や雑誌にのきなみ取りあげられ、英語のサイトにも翻訳されて流れたようです。
ここでは、南ドイツ新聞の記事
Augsburg führt Boden-Ampeln für Handynutzer ein – Bayern | Süddeutsche.de
を紹介しておきます(Stefan Mayr 氏による、4月20日の記事)。
ドイツでも、「歩きスマホ族」はかなり多く、3月にはミュンヘンで少女がトラムにひかれて死亡するという事故まで発生していました。
なにしろ、2015年のドイツにおける「若者流行語」に、この「歩きスマホ族」を指す Smombie が選ばれていたくらいですから( = Sm(artphone) + (Z)ombie)。
2015年の若者語は、Jugendwort – Eine Initiative von Langenscheidt | Jugendwort des Jahres で確かめることができます。
このページにおける Smombie の定義は、
jemand, der wie gebannt auf sein Smartphone schaut und dadurch wie ein Zombie durch die Gegend läuft.
(「金縛りにあったかのように自分のスマホを見つめて、それが原因となりあたりをゾンビのように歩く人」) です。確かに、ゾンビのように見えなくもないかも。
ちなみに、ドイツ人を虜にしているアプリとして南ドイツ新聞の記事に載っていたのは、Whatsapp, Snapchat, Instagram の 3つでした。
アウグスブルク市が設置した「地面置き信号機」(Boden-Ampeln) は、まだ試験的なもので、歩行者用信号が赤になると、
この「地面置き信号機」(歩道の縁石の端に8つの赤いランプが埋め込んであるもの)が点滅する、というもの。これで、本当に「スモンビー」が赤信号を認識できて、交通事故が減るといいのですが。
南ドイツ新聞でこの記事を書いた記者シュテファン・マイヤー氏は、この信号を Boden-Ampeln なので「ボンペルン」 (Bompeln) なんて呼んでいました(笑)

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