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シンポジウム「原子力発電所とテロ ― ドイツでは」(6/14)の記事、東洋経済ONLINEに

シンポジウム「原子力発電所とテロ ― ドイツでは」(6/14)の記事、東洋経済ONLINEに

「原子力発電所とテロ ― ドイツでは」と題したシンポジウムが2016年6月14日(火)に岩波書店セミナールームで開催されました。
主催は原子力資料情報室 と「もっかい事故調」(東京電力・福島第一原発事故に関する国会事故調査委員会メンバーにより構成)で、
ドイツの「エコ研究所」(Öko-Institut e.V.)
に所属するクリストフ・ピストナー氏(Christoph Pistner)、
原子力コンサルタントである佐藤暁氏(マスター・パワー・アソシエーツ副社長、元GE社員)、
東芝の元原子力プラント設計技術者、後藤政志氏が日本やドイツ、米国における原発テロ対策について語ったということです。
このシンポジウムの概略は、
日本の原発はテロに対する防御が甘すぎる:「秘密主義」に日独の専門家が警鐘 | 東洋経済ONLINE(岡田 広行 :東洋経済 記者、2016年06月19日)にまとめられています。
「実は原発テロは各国で相次いでいる」そうで、同時に「日本ではどの程度対策がとられているかも不明」との指摘もあります。もっとも、完全に対策を公開してしまえばテロへの危険性も増す可能性もあり、難しいところです。
ピストナー氏は、ドイツの事情に関して「古い時代に建設された原発は、小型のジェット戦闘機の突入に耐えられないと評価され、2011年の原子力法改正をきっかけに閉鎖された」と語ったそうです。
なお、ピストナー氏は Pistner, Christoph (2012) Kernenergie – Eine Technik für die Zukunft? | Springer-Verlag.
という本も出しているので、そこにはもう少し詳しく説明されているかもしれません。

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