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[こんなニュースありました (1)] 世界最初の燃料電池列車、ドイツで走り始める(9/17)

[こんなニュースありました (1)] 世界最初の燃料電池列車、ドイツで走り始める(9/17)

[こんなニュースありました (1)] (新着情報で書きそびれたニュース・シリーズです。)
日本では、トヨタ MIRAI | トヨタ自動車WEBサイト や、
クラリティ|Honda のように燃料電池車が開発され、まだ高価ながら実用化されています。
「水素を燃料として空気中の酸素と反応させて電気を作ってモーターを回す」という究極的にエコなシステムなのですが、
広まるには給油ならぬ給水素ステーションが必要とあって、なかなか大変です。
そんな中、今年2018年の9月17日に、ドイツでは世界初のフランス製の燃料電池列車 (Brennstoffzellenzug) が実用化されて走行し始めました。
場所は、ニーダーザクセン州
(Niedersachsen | Portal Niedersachsen) の
ブレーマーフェルデ (Bremervörde) から
ククスハーフェン (Cuxhaven) を経て
ブクステフーデ (Buxtehude) までを結ぶ全長 100キロ弱のローカルな区間です。
列車を製造したフランスのメーカーは、アルストムという大手電機会社で、そこのサイトでは、その地で走ることになった
「コラディア・アイリント」(Coradia iLint)の動画を公開しています。
こちらのサイト→
Coradia iLint – the world’s 1st hydrogen powered train | Alstom
日本では、例えば、東京新聞が 10月26日に「世界初 燃料電池で「GO」」、「ドイツ」、「水素エネ列車 営業開始」というタイトルで5段抜きの記事で紹介しています。
ネットで読める日本語の記事としては、
燃料電池で走る「究極のエコ列車」ドイツで営業運転、満タンで1000km走行[新聞ウォッチ] | レスポンス(Response.jp)
があります。ドイツ語では、Norddeutscher Rundfunk (NDR) が、
Brennstoffzellenzug: Premiere mit hohen Erwartungen | NDR.de – Nachrichten という記事を、9月17日に出しています。
本当に「満タンで 1000km 走る」のなら、日本でもディーゼルで走るローカル線を、この燃料電池列車に変える価値がありそうに思えます。
もちろん、経済的に折り合いがつくかどうかが問題でしょうが、ディーゼル車による環境汚染が問題視されている昨今、燃料電池列車は有望な選択肢となりそうです。

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