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2018年日本ドイツ学会大会シンポジウムは「脱原発を生きる――日本の模索、ドイツの模索」(7/1) —

2018年日本ドイツ学会大会シンポジウムは「脱原発を生きる――日本の模索、ドイツの模索」(7/1)

日本ドイツ学会大会が、
2018年7月1日(日)に、同志社大学烏丸キャンパス 志高館で開催されます。会場のアクセスは、
今出川校地(烏丸キャンパス)|大学紹介|同志社大学 をご参照ください。
参加費は、一般が 1,000円、学生は 500円、日本ドイツ学会会員は無料です(当日受付可。だれでも参加可)。
今回の大会シンポジウムのタイトルは「脱原発を生きる――日本の模索、ドイツの模索」です。シンポジウムの概略説明を以下に引用します。

 2011年、東京電力福島第一原子力発電所事故が発生し、ドイツ政府は2022年までにすべての原発を停止すると決定した。これらを受けて、日本ドイツ学会は、翌年7月に「ドイツ・脱原発の選択」を、その後5年にわたって脱原発社会の構築やエネルギーシフトに関するフォーラムを開催してきた。
いまなお、2011年の衝撃のなかにあるわたしたちは、これまでドイツ学会で蓄積されてきたさまざまな議論を、今回「脱原発を生きる」というテーマのもとで総括したい。
なぜ、「脱原発を生きる」なのか。それは、エネルギー転換 Energiewende を、政策やその転換とは異なる切り口からとらえたいからである。しかもその際に、環境思想や運動理念からだけではなく、地べたを這うような等身大の人間の暮らしのレベルから考えたいからである。
原発立地は、人びとに「住むこと」や「働くこと」、すなわち「生きること」の様式の転換を迫る。それゆえ、脱原発 Atomausstieg は、電力のエネルギー源問題としてのエネルギーシフトだけではなく、「生きること」の再転換を意味し要求する。そこで、本シンポジウムでは、日本とドイツの事例から、ポスト原子力の時代に打ち立てるべき「生の様式」について検討したい。

出典:総会・シンポジウム | 日本ドイツ学会

日本ドイツ学会大会2018では、シンポジウムの他に4つのフォーラムがあります。
フォーラム 1 「モダニズムにおける仮面の復権とドイツ語圏のモダンダンス」、
フォーラム 2 「「核開発時代とその遺産」:論集『核開発時代の遺産――未来責任を問う』(昭和堂、2017年)によせて」、
フォーラム 3 「アレクサンダー・クルーゲの仕事と公共圏」、
フォーラム 4 「バウハウス 100年、その〈総合〉の理念を巡って」。
詳細は、日本ドイツ学会 のホームページの左側の目次「ご案内」の下の「総会・シンポジウム」をクリックしてご覧ください。

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