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2019年のイースターは4月21日

2019年のイースターは4月21日

復活祭(=イースター、Ostern)と言う時、通常は復活祭の日曜日(Ostersonntag)をさします。そして、
キリストの復活を祝う移動祝日のこの日曜日は、「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」ですが、満月の日なんてどうやって分かるのだろう、と思う日本人は多いはずです。
復活祭を祝うようなキリスト教徒の多い国のカレンダーには、月の満ち欠けの情報がちゃんと載っているのでした。
この4月は、19日が満月です。
灰の水曜日(Aschermittwoch)から40日後の聖土曜日(Karsamstag)までの40日間がカトリックの
四旬節(Fastenzeit)です。この時期の過ごし方は、カトリックとプロテスタント、それぞれの地域によって異なります。
4月18日は、聖木曜日(洗足木曜日、Gründonnerstag)、
4月19日は、聖金曜日(受難日、Karfreitag)、
4月20日は、聖土曜日(Karsamstag)、
そして、4月21日が復活祭の日曜日(Ostersonntag)、
4月22日が、復活祭の月曜日(Ostermontag)と続きます。
ヨーロッパでは地域によって休日になるかどうかが異なっていることもありますので要注意です。
2015年版の Langenscheidt Großwörterbuch Deutsch als Fremdsprache (S.824) には、Ostern のコラムがあり、
その中には、

復活祭の日曜日には、多くの人々が教会へ行き、教区によっては『復活祭の焚き火』(Osterfeuer)をするところもある。
朝食には伝統的にイースターエッグを食べる。これは、固ゆで玉子で、色とりどりに塗られ、絵が描かれたもの。
『イースターのねじりパン』(Osterzopf)とか、『イースターの子羊(焼き菓子)』(Osterlamm)のような伝統的な焼き菓子もある。

という紹介もあります(和訳は筆者JO)。
イースターには、子供たちがイースターエッグが入っている巣(Osternester)を探す姿がみられるますが、
カラフルな卵だけではなく、ちょっとしたプレゼントも一緒に置かれていることが多いようです。庭にはオスターハーゼ(Osterhase
イースターバニー)が隠れているかもしれません。でも、いったいあのウサギはどこから来たのでしょうか?
2015年4月4日の https://www.stern.de の記事に、そのものズバリのタイトルの記事がありました。
Woher kommt der Osterhase? | STERN.de

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