春のインターウニ: 今回のテーマは「学校で政治を学ぶ?ー Politische Bildung」(3月7日から3月11日まで)
Das 39. Interuni-Juniorenseminar findet vom 7. bis 11. März 2020 am Kawaguchiko-See unter dem Thema „Politische Bildung“ statt.
—
第39回の春のインターウニ・ゼミナール (Interuni-Seminar) (略して「インターウニ」)が、3月7日(土)から3月11日(水)の期間、河口湖湖畔の旅館(「若富士」)で開催されます。
インターウニ・ゼミナールは、「ドイツ語を学び、ドイツ語圏の文化と社会に広く関心を持つ全国の学生たちのために開催されています。日独韓の学生たちが集まって、ドイツ語を学びながら、できる限りドイツ語を使ってディスカッションをする4泊5日の合宿セミナーです。」(詳細は、インターウニ・ゼミナールとは | www.interuni.jp/wasistinteruni.html をご覧ください。)
今回のテーマは「学校で政治を学ぶ? ― Politische Bildung」です。
以下に、テーマ説明の最初の部分を引用しておきますが、続きは 第39回 春のインターウニ・ゼミナール、でお読み下さい。
日本とドイツはよく似ていると言われます。1870年頃に(英仏などより遅れて)始まった近代化のプロセスとか、第二次世界大戦を同盟国として戦って敗れた歴史、さらには戦後の経済発展など、地理的な距離の大きさにもかかわらず、日独両国には多くの共通点が見出されます。そうした中で、日本とドイツとで最も違う点のひとつは、「政治を学校でどう学ぶか」についての考え方ではないでしょうか。
「政治教育」のことをドイツ語でpolitische Bildungと言います。「教育」にErziehungではなくBildungという語があてられることからも、政治教育が単なる科目学習ではなく、人間形成の根幹として重視されていることが分かります。ナチスへの反省からスタートしたドイツでは、政治教育を進めるために、連邦政治教育センター(Bundeszentrale für politische Bildung、HPはBundeszentrale für politische Bildung | www.bpd.de)や各州の政治教育センターが設置されています。多くの学校がそれらのセンターと密接に連絡をとり、見学や研修プログラムを行なっています。みなさんは、どういう「政治教育」を学校で受けてきたでしょうか?
日本ではどうやら、「小学校や中学校では政治についてあまり語らない」というのが暗黙の了解になってきているようです。だから、…
続きは、こちら → 第39回 春のインターウニ・ゼミナール
出典: 第39回春のインターウニ・ゼミナール| パンフレット(PDF) より一部抜粋。
第39回の春のインターウニ概略
日時: 2020 年3 月7 日(土)~ 11 日(水)
場所: 河口湖 旅館「若富士」(旅館「若富士」| www.wakafuji.jp)
参加費: 37,000 円(4 泊5 日宿泊・食事代を含む)
募集人数:50 名程度(ドイツ語を学ぶ全国の学生・院生、ドイツ語学習歴のある社会人)
講師(予定): 足立 信彦(東京大)、相澤 啓一(筑波大)、Ralph Degen(慶応義塾大)、鎌倉 澄(学習院大)、村元 麻衣(名古屋大)、小野 二葉(筑波大), Matthias Pfeifer(静岡県立大)、高橋優(福島大)ほか
講演(予定): 近藤孝弘(早稲田大)
参加申し込みは、http://www.interuni.jp/anmeldung/ からどうぞ(スマホからの申込みは こちら)。
申込み締め切り:2020 年2 月15 日(土) (なお、それ以前でも応募者が定員を満たした段階でキャンセル待ちとなります。それ以後については、個別にお問い合わせください。なお、最新情報はHP(http://www.interuni.jp)で確認してください。)
主催:インターウニ・ゼミナール実行委員会
ホームページ: http://www.interuni.jp/ お問い合わせ: http://www.interuni.jp/kontakt
共催: 筑波大学(TEACH = 日独韓共同修士学位プログラム )
協力: Goethe-Institut Tokyo (ドイツ文化センター)、Deutscher Akademischer Austauschdienst (ドイツ学術交流会)