第70回ベルリン国際映画祭が、昨日から始まる。（2020年2月20日から3月1日まで）
Die 70. Internationalen Filmfestspiele Berlin wird am 20. Februar eröffnet. (20.02. — 01.02.20)
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第70回ベルリン国際映画祭(Berlinale)が2月20日に始まりました。
コンペティション部門に、今回、日本からの出展作品はありませんが、2月21日には、ベルリン国際映画祭で初上映される映画『Minamata』のプレス・コンフェレンスが開かれています。この映画は、アメリカの写真家ユージン・スミス(William Eugene Smith, 1918 – 1978)が日本の水俣病を世界に伝えた姿を描いたもので、ユージン・スミス役をジョニー・デップ(Johnny Depp)がやっています。この時の会見の様子は、| Berlinale | Minamata | Berlinale Special · Press Conference · Feb 21, 2020 のページの下の方で見ることができます。映画『Minamata』のドイツ語による紹介は、Berlinale | Programm | Programm – Minamata にあります。
その他に日本映画としては、諏訪敦彦監督作品『風の電話』が上映される予定です。東日本大震災で家族を失った少女の再生の旅を描いた人間ドラマで、日本では1月24日から上映される予定です。映画『風の電話』公式サイト をご覧ください。
コンペティション部門でのドイツ映画と言えば、『Berlin Alexanderplatz』がまず目にとまります。ブルハン・クルバニ(Burhan Qurbani)監督によるこの作品は、アルフレート・デーブリーン(Bruno Alfred Döblin, 1878 – 1957) の小説『ベルリン・アレクサンダー広場』(Berlin Alexanderplatz, 1929) を元にしたもので、アフリカからドイツに渡って来た不法移民としての主人公の様子が描かれています。詳細は、Berlinale | Programm | Programm – Berlin Alexanderplatz をご覧ください。
コンペティション部門での18作品は、「シネマトゥデイ」の以下のサイトにも紹介されています。
