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夏のインターウニ「先の見えない社会 ―― Gesellschaft in Erschöpfung?」(8月2日から6日)

夏のインターウニ「先の見えない社会 ―― Gesellschaft in Erschöpfung?」(8月2日から6日)

「夏のインターウニは1978年以来毎年夏休みに開かれている合宿ゼミナールです。
ドイツの文化・社会に関心を持つ日本人とドイツ語圏の学生・教員たちが、全国のさまざまな大学から集まって(interuniversitär)
一つのテーマについて日独の文化を比較・対照しながら(interkulturell)
専門の枠を超えて(interdisziplinär)、ドイツ語で話し合うゼミナールです。」(パンフレット(PDF) | インターウニより)
2016年の夏も、山中湖で8月2日から6日に開かれる予定で、参加申し込みは7月18日までです。
今回のテーマは、「先の見えない社会 ―― Gesellschaft in Erschöpfung?です。
以下に、テーマ説明の最初の3パラグラフを引用しておきますが、
第38回 夏のインターウニ・ゼミナール でぜひ続きもお読み下さい。

どうもこのところ何だか世界がおかしい ―― 漠然とこう感じる人が増えつつあるようです。明るい未来がなかなか語れなくなって、いろいろな問題が見えてきています。
身近なところでも、経済力が落ちてきていて子育てなんか考えられないと感じる若者が増えています。少子高齢化が進む中、空き家の数が目に見えて増えつつあり、消滅危機も語られる地方では農業の将来が危ぶまれています。
一極集中する東京では保育園不足が深刻で、多くの人が働きたくても働けません。そうした社会福祉を充実してくれるはずだった消費税増税は延期されましたが、国の借金が既に1000兆円を超える事態を放置していて、
みなさんが年金生活を迎える頃の日本の国家財政は大丈夫なのでしょうか?
世界を見回してみても、世界のことより自分の国のことの方が大切という主張をするトランプ氏のような候補者が、世界中で登場するようになりました。
ヨーロッパで深刻化しているのは、難民問題です。紛争によりシリアなどの国家が壊れると、そこに暮らせなくなった人々がやむなく故郷を捨てて難民化します。
大量の難民が到着した多くの欧州諸国では、遅かれ早かれ受け入れの限界を意識せざるを得ず、国内世論が二分されます。難民受け入れ政策を堅持するドイツでも、メルケル首相への批判の声は強まりつつあり、
AfDとかペギーダといった右翼勢力が台頭し始めています。
社会に余裕がなくなると、きれいごとを言ってはいられません。自分たちの生活を守るためには、難民が押し寄せないように壁を作ったり、外国人に職を奪われないよう排外的な政策をとったりすることが必要だ、
と考える人の数も増えていきます。ヨーロッパでも、難民受け入れ拒否を宣言する国が増えると、欧州連合も分裂の危機を抱えざるを得ません。
近隣諸国に対する憎しみを煽る言説は、日本でも日常的に聞かれるようになってきています。
出典:第38回 夏のインターウニ・ゼミナール の「先の見えない社会 ―― Gesellschaft in Erschöpfung?」より

参加申し込みは、http://www.interuni.jp/anmeldung/ からどうぞ。
参加費は、37,000円(4泊5日宿泊・食事代を含む、交通費は含まず)です。

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