高田博行・小野寺典子・青木博史(編)『歴史語用論の方法』がひつじ書房から発売(2018/5)
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やや紹介が遅れましたが、ひつじ書房 から高田博行・小野寺典子・青木博史(編)の『歴史語用論の方法』が出版されました(2018年5月)。
本書では、日本語史、英語史、ドイツ語史上で、さまざまな言語現象が語用論的観点から考察されています。ふと、この日本語の時代は英語史のどこらへんに相当するのだろう、とか思ったら、同書の VI から VII ページを開くと、日本語史の時代区分、英語史の時代区分、ドイツ語史の時代区分が表になっていますので比較できます。もちろん、このような時代区分が絶対的基準ではないことは明らかですが、おおよそどの時代だろうか、という疑問に答えてくれるので助かります。編者3人による序論を読むことで、この本の立ち位置がよく理解でき、さらには、本書に収録されている論文の概観もできます。
詳細は、高田博行・小野寺典子・青木博史(編)『歴史語用論の方法』| ひつじ書房 をご覧ください。