夏のインターウニ・ゼミナール:テーマ「ファストフード、それともスローライフ?」(8月2日から6日)
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インターウニ・ゼミナールとは、
「ドイツの文化・社会に関心を持つ日本人とドイツ語圏の学生・教員たちが、
さまざまな大学から集まって(interuniversitar)、一つのテーマについて日独、
あるいはアジアとヨーロッパの文化を比較・対照しながら(interkulturell)、
専門の枠を超えて(interdisziplinar)、ドイツ語で話し合うゼミナールです。」(公式ページより)
今年の夏は、山中湖で8月2日から6日に開かれる予定で、参加申し込みは7月18日まででしたが、まだ参加者を募集中のようです。
今回のテーマは、「ファストフード、それともスローライフ? ー 忙しい現代生活の別の選択肢」です。
以下に、テーマ説明の最初の2つのパラグラフを引用しておきますが、
第37回 夏のインターウニ・ゼミナール でぜひ続きもお読み下さい。
私たちの生活は、ここ数十年で劇的に変化しました。家で料理しなくても生きていけるようになったのです!
マクドナルドの日本進出やカップヌードルの発売は1971年のことでした。セブンイレブンの1号店は1974年、
この頃冷凍食品も浸透し始めました。ファストフード化する食べ物は、サザエさんに見られる「ちゃぶ台の団欒」
をあっという間に葬り去りました。食べ物の季節感は失われ、原産地はどんどん国際化して、
世界各地のものがいつでも口に入るようになりました。食品市場が、そして私たちの味覚そのものが、大きく変わりました。
この変化は私たちの生活そのものを大きく変えました。というよりは、ファストフードは、無駄を省いて合理化する私たちの現代的ライフスタイルの一部に過ぎないのかもしれません。
それは、自然との接触を極力なくし、いつも時間に迫られながら都会に生きる私たちの生活スタイルの一部です。
出典:第37回 夏のインターウニ・ゼミナール の「ファストフード、それともスローライフ? ー 忙しい現代生活の別の選択肢」より
参加申し込みは、http://www.interuni.jp/anmeldung/ からどうぞ。
申し込み締め切りは 2015年7月18日(土)でした。定員(25名程度)に達し次第締め切られますので、ひょっとしたらもう遅いかもしれません。問い合わせをして下さい。
参加費は、37,000円(4泊5日宿泊、食事代を含む、交通費は含まず)です。